2005年06月23日

雇用保険を使った33事業を見直し 厚生労働省

asahi.comによると

厚生労働省は21日、事業主が納めた雇用保険料を財源とする助成事業などについて、04年度に掲げた事業目標が達成できたかどうかをみた実績評価結果をまとめた。対象とした80事業のうち33事業(41.3%)は「事業の廃止、改善、予算削減など見直しが必要」とし、来年度予算に反映させることにした。
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雇用保険が使われているのは、失業の予防や再就職の促進、労働者の能力開発などを目的にした事業主への助成事業など。だが、政策効果が疑問視され、「無駄遣い」との指摘もあり、政府の骨太の方針などで目標を設定して実績を評価するよう求められていた。

「見直し」とした33事業の中で、経営危機にある会社が労働者に対し賃金を払って再就職活動のための休暇を与えた場合に事業主に助成する「求職活動等支援給付金」は、04年度予算額68億3000万円のうち、実際に使われた額が1%しかなく、「抜本的な見直しまたは廃止を行う」とした。

また、社員のキャリア形成で、職業相談室の整備や相談員を配置した中小企業の事業主に対して助成する「中小企業雇用管理改善助成金」は、17億6000万円の予算額のうち1.6%しか利用されず、「適正な予算要求額とする」とした。

以上、記事。

記事中にある「求職活動等支援給付金」は、再就職支援計画を作成し、求職活動等のための求職休暇を付与した場合に支給される助成金です。

また、「中小企業雇用管理改善助成金」は、労働者の職場定着のために職業相談室の設置や職業相談員の配置を行なう場合に支給される助成金です。

最近の助成金(上記の2つの助成金ともに)は、事前に計画を立てて、認定を受けて、その後計画を実際に実施して支給申請を行なうタイプのものが多くなってきました。

事前に計画を立てて認定を受けることが、申請のハードルを高くしており、かなりのネックになっているように思えます。

厚生労働省には、もう少し中小企業の立場になって、本当に役に立つ助成金を考えてほしいものです。

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Posted by 労働法ブログ at 20:49 │Comments(2)TrackBack(0)


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この記事へのコメント
助成金の利用率がこれほど低いとは、思ってもいませんでした。

各種助成金の資料を見た限りでは、
支給用件がやたら多くて、
申請にやたら手間が掛かるわりには、
大して(助成金が)もらえないといったところが、
こういった数字に反映しているのでは、
と思います。
Posted by Y.K@見習い at 2005年06月23日 23:03
Y.Kさん、いつもありがとうございます。
Y.Kさんのおしゃるとおりですね。
最近の助成金は手間ばかりかかって、金額が少ない!
予算が余っているならもっと金額を上げてほしい!
これが本音ですね。
Posted by 福永鉄也 at 2005年06月23日 23:15
 


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