2005年09月06日

デルの違法採用事件

パソコン世界最大手のデルの日本法人「デル」(川崎市)が店頭販売員を採用する際、自社で面接したのに人材派遣会社に紹介して採用させ、働かせていた疑いのあることが8月11日に判明。

神奈川県警幸署は職業安定法が禁じた「職業紹介」にあたるとして、当時の採用担当の元社員(34)と法人としての同社を同法違反の疑いで書類送検しました。

元社員は「正社員だと費用がかかるため派遣会社に紹介した」と、容疑を認めたようです。
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調べによると、デル社は2002年8月、男性(30)と面接してパソコンの店頭販売員として採用を決定。同法で定められた職業紹介事業の許可がないのに、派遣会社に男性を紹介した容疑。

この職業安定法の規定に違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金の罰則があります。

この男性は、川崎市のデル本社での面接で「採用です」と言われたうえ、社名入りの名刺を持たされたため、「デル社員として採用された」と思っていました。しかし、04年2月ごろ、社会保険などについてデルに問い合わせた際に、派遣社員だと知らされたそうです。

同社は04年までの約2年間に約200人と同様に接触し、派遣会社に紹介していたとみられています。

デル側は県警の調べに「自社で面接し優秀な人材を確保したかった。自社で直接雇用すると社会保険料などがかさむため派遣にした」と説明。県警は違法な採用活動をデルが主導する形で行っていたと判断したものです。


最終的には、この違法採用事件で、神奈川県警が職業安定法違反(無許可の職業紹介)容疑で書類送検した法人としての同社と採用担当の元社員(34)について、川崎区検が略式起訴し、川崎簡裁が同社に罰金30万円、元社員に同10万円の略式命令を出していたとのこと。

派遣社員を受け入れる企業が派遣元企業の採用に無用なくちばしをいれると、このようになる可能性があります。十分ご注意を。

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Posted by 労働法ブログ at 00:40 │Comments(0)TrackBack(1)


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デルが職安法違反で書類送検へ【〜人事労務屋のつぶやき 独立編〜】at 2005年09月07日 15:44
 


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